2016年2月1日月曜日

節分と立春について

今年も2月3日(水)が節分、2月4日(木)が立春です。
節分は、季節の分かれ目の意味で、元々は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」のそれぞれの前日をさしていました。
節分が、特に「立春」の前日をさすようになった由来は、冬から春になる時期を1年の境とし、現在の大晦日と同じように考えられたためである。
立春の節分に豆をまく「豆まき」の行事は、「追儺」と呼び、中国から伝わった風習です。
「追儺」の行事は、俗に「鬼やらい」「ならやい」「鬼走り」「厄払い」「厄おとし」「厄神送り」と呼ばれ、疫病などをもたらす悪い鬼を追い払う儀式で、日本では文武天皇の慶運3年(706年)に宮中で初めて行われました。
立春は、二十四節気の第一で、冬至から春分の中日にあたります。立春から立夏の前日までが、暦の上では春になります。
立春を境に、気温が上がるとされていますが、滋賀県では3月下旬の比良八講(八荒)で春が訪れるとも言われています。
まだまだ寒い日が続きますが、残り少ない寒さや雪も楽しんで過ごしたいですね。
    supo