春先は霧が良く出ます。
朝の湖岸は対岸が見えず、
湖に浮かぶ小舟も墨絵のように浮かんでいるのがなにか別世界に居る気持ちになります。春の空気と朝方の冷え込みのなせる業かも知れませんが、霧が濃くなると眼鏡に
水滴が付着しだし、視界不良となるのには困ります。
霧が発生するのは地表面の温度が急激に変化する秋と春です。
どちらかというと秋の方が霧が深いのですが,今年の春の霧は例年の秋の霧に近いくらいに深いです。秋の霧はこ
れから寒い冬に向かう鬱陶しいものですが、春の霧は次第に暖かくなる季節の前触れで、気分も爽やかです。