2016年3月7日月曜日

東大寺「お水取り」について

関西の春の訪れは東大寺の「お水取り」(3月12日深夜から13日にかけて)が終えてからと言われています。
では、この「お水取り」とは?
東大寺二月堂で行われる「修二会本行」(3月1日から2週間)の5つの行法の一つです。
その中で、特に有名なのが「お水取り」と「お松明」です。
「お水取り」は若狭井という井戸から観音様にお供えする「お香水」を汲み上げる儀式の事。
8世紀に、天災や疫病、反乱などの困難を取り除き、国家と人々の幸せを願う宗教行事として始めて以来、1260年もの間、一度も途切れることなく続けられている「不退の行法」です。
春の訪れが待ち遠しいですね。
   supo