2017年3月6日月曜日

ウメについて

ウメ(梅)はバラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。
花芽はモモと異なり、一節につき1個となるため、モモに比べ、開花時の華やかな印象は薄い。
毎年2月から4月に5枚の花弁のある1cmから
3cmほどの花を葉に先立って咲かせる。花の色は白、またはピンクから赤。葉は互生で先がとがった卵形で、周囲が鋸歯状。
「ウメ」の語源には諸説ある。ひとつは中国語の「梅」(マイあるいはメイ)の転という説である。
日本で奈良時代以前に「花」といえば「ウメ」を指していたが、平安時代以降サクラを指すようになった。
平安時代の碩学菅原道真公が梅をこよなく愛したことから、道真公およびその神格化である学問の神天神のシンボルとして使用され、天満宮の神紋となる。
青梅には青酸配糖体が含まれており、注意が必要である。
果実は梅干し、梅酒、梅酢、梅醤やジャムなどにして食用としている。
強い酸味が特徴であり、クエン酸をはじめとする有機酸などを多く含むので健康食品といわれている。     supo