2016年11月24日木曜日

大相撲

日本人横綱
2003年の貴乃花引退以来誕生していない日本人横綱、今場所も無理のようだ。
日本人力士の優勝は2006年初場所以来10年振りに2016年初場所琴奨菊が成し遂げた。
勿論相撲は国際化しているプロのスポーツ、誰が優勝しても何の文句も無いのだが、日本古来の相撲故、何とか日本人横綱が出て欲しいと願うのは私だけではないだろう。
何故こんなに日本人力士は弱くて、優勝も出来ず横綱に昇進できないのだろうか。

その理由は色々とあるようだが、要約すると以下のようになるそうだ。
1) 日本人の生活が西洋化して昔の畳や床に座る習慣が無くなった。
床に正座で座ったり、しゃがんだ姿勢で用を足す和式トイレでなどの動作が足首や膝関節などのストレッチになり、ストレッチによって関節の可動域は広くなり、ケガをしにくくなった。
2) 野球と相撲が中心の昔と異なりスポーツの多様化でつらい練習や厳しい内弟子生活の相撲に人材が集まらない。一方で各部屋では国内で集まらない人材を海外に求め、各国屈指の大型力士を探し出す。
外国人力士は海を渡り故郷から離れた地で相撲をする、ハングリー精神の強さも影響。
3) 外国人力士との体の大きさの差。同じモンゴロイド系の人種である日本人とモンゴル人でも体格差があり、身長が高いとその分背中が広く、腕が長くなり、筋肉が付く範囲も大きくなる。背中や腕の筋肉は、まわしを取り合う四つ相撲の際に力を発揮するため、有利になる。
4)    更には高学歴の日本人力士が増えているのが原因との説まででてきた。
中卒、あるいは高校卒業前に大相撲に入門する力士が激減しているということがある。
過去のデータを見ると高卒以上で横綱になった日本人は琴桜と輪島と旭富士、そして曙しかいない。
  相撲にとって出世するには圧倒的に中卒(高校中退)が有利というデータが出ている
  のだ。
  しかし、現在、多くの日本人力士は大卒、高卒の学歴を持って(しまって)いるので

  ある。