今年の大河ドラマ「どうする家康」でも取り上げられた
神君伊賀越え。信長が本能寺の変で明智光秀の手にかかって
自害した時、家康は堺にいた。信長自害の報を受けた家康は
変の報に際して大いに取り乱し、松平家ゆかりの京都知恩院で
自害しようとしたが、家来の説得により思いとどまり、三河に
戻ろうとした。そのルートはいまだに特定されておらず、特に
小川城から柘植の徳永寺間のルートは不明である。
今回は桜峠ルートを中心にゆかりの地を巡った。何れにしても
しかとした記録がないことで、歴史研究者のロマンを駆り
たてている。
kim