WBCが開幕し特に準決勝戦の9回裏サヨナラ2塁打でメキシコに勝利、決勝では
あのメジャーリーガを揃えたアメリカに1点差で逃げ切り、侍ジャパンは世界一になった。
日頃野球はあまり観戦しない私でも、準決勝と決勝はほとんどくぎ付け状態で何も
手につかなかった。
栗山監督や大谷翔平は経験に基づいた名言を連発していた。特にアメリカとの決勝戦を前に
大谷選手がチームメイトに発した言葉が、話題を呼んでいる。
強豪・アメリカには、侍ジャパンの中にも憧れを抱いている選手が揃っている。
「ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センター見たらマイク・トラウトがいるし、
外野にムーキー・ベッツがいたりとか…
野球やっていれば誰しもが聞いたことがあるような選手たちがやっぱりいると思うんですけど、
今日1日だけは!」とし、「やっぱ憧れてしまったら超えられない。僕らは今日超えるために、
やっぱトップになるために来たので。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、
勝つことだけ考えていきましょう。さあ行こう!」と勝利への思いを伝え、チームを
鼓舞していた。
大谷がメジャーリーグに挑戦した時も同じように考えて、自らを鼓舞していたのであろう。
経験に基づいた言葉は重みがある。
侍ジャパンはいずれも素晴らしい選手ばかり。国内リーグでの活躍を大いに期待したい。
Kim