2021年6月8日火曜日

古城を歩く

   石川・富山の城址を巡って来た。七尾湾を見下ろす七尾城は

圧巻で上杉謙信が三度の攻撃でようやく落とした屈指の堅城・

山城である。苔むす石垣などの遺構からは七尾が要衝であっ

た事が分かる。「古城」の唄はここをイメージして作られた

という。特に二番の歌詞は真にその通りとも言える。

 

『崩れしままの 石垣に

哀れ誘う 病葉(わくらば)や

矢弾(やだま)のあとの ここかしこ

あゝ 往古(むかし)を語る 大手門

 

そして、周りに人は誰もいない。

これぞ安全安心の一人旅でした。

(北湖狸)