湖北には冬の神事や仏事の祀りごとが終わると次は春祭りの季節がやって来る。
長浜・曳山まつりの子ども歌舞伎、米原筑摩神社の鍋冠祭り。
どちらも子どもが居なくては成り立たない行事だ。それらの世話方さんから
出る言葉は「少子化で存続が危ぶまれる」。加えてコロナウイルス。
世話方さんたちの心労は絶えない。
昨年中止の長浜曳山祭りが行われる。様々なコロナ対応を取りながらの斎行
で、それはそれで苦労が多いことだろう。そんな中、一組の山が出番を辞退
した。これも、子どもファーストを考えての苦渋の決断。早く普通の生活に戻るこ
とを願うばかりである。
北湖狸さん(湖北のNさんから改名しました)