左の写真は沖縄県西表島のサキシマスオウノキ。アオギリ科で、平成12年4月に「森の巨人たち百選」に選ばれた全国でも珍しい巨樹です。推定樹齢は400年強。樹高20m、幹周3.6m、板根の高さ3.3m~2.5m、特徴は大きな根(板根)を作ります。常緑性高木で5~15mになる。葉は長さ10~20cmで、長楕円状卵形から楕円状卵形。先端はとがっている場合も、丸まる場合もあるが、基部は円脚(丸っこい形)をしている。葉質は硬く、表は緑色で艶があって無毛、裏面は銀色や多少色づく円形の鱗状の毛が密生する。マングローブ林のある湿地の内陸側に多く生育する。日本での成育地は奄美大島、沖縄県、石垣島、西表島が知られる。 supo