2023年7月19日水曜日

紫式部ゆかりの「石山寺」を巡る

 


  7月を文月(ふみづき)と呼び、古くは書物のことを「文」といいました。

書物といえば、今を去る千年の昔、平安時代中期の長編小説「源氏物語」が有名ですが、作者の紫式部は石山寺に参篭し物語の構想を練ったという伝承が残る「源氏の間」があります。また中秋の名月が眼下の琵琶湖から流れる瀬田川を照らし浮かぶ月を眺めた「月見亭」」があります。

石山寺は千年の昔のロマンがあり、現実とは違う甘美で幻想的な雰囲気や情景を思い浮かべながら散策するのも一興です。写真は「空蝉」


(mayo