2022年4月28日木曜日

ど根性すみれ

コンクリートの5mmほどの隙間にぎっしりと咲いたすみれ。

仲良く、狭い土地を分け合って、競争しながらも、

精一杯子孫を残そうと健気に咲いていました。

もっと広い野原に着地していたら、優雅な一生を過ごせたものを

なんの因果か、同族ばかり、個性を発揮するわけにもいかず

たまに来てくれる小さな虫や蝶々に懸命に愛想を振りまいて

わが子にだけはもう少しマシな環境を残してあげたいと

競っているスミレたちに共感して写しました。(ふ)