近江妙連は蓮の一種ですが、奇妙な蓮です。
つぼみの時は一つの花に見えますが、外側の花びらが開いた後は、一茎に2~12の花が見られ、2000~5000枚前後、平均すると約3000枚ばかりの花びらで一つの花を作ります。
慈覚大師が唐から持ち帰ったと伝えられ、滋賀県の天然記念物に指定されており、守山市の市花になっています。見頃は7月下旬~8月中頃です。
近江妙連公園は守山市中町39にあり、資料館が併設されており、ここには田中家に残る妙連の歴史を知る上では日本唯一の資料160点余りの古文書の一部を展示しています。
なお、「近江妙連」の名は、大賀一郎博士が命名しました。 supo