この度歴史に彩られた初夏の神事である磯部の御田植え祭、
「磯部の御御田」の撮影に出かけた。
行事の準備から本番まで撮影したいと思って、早朝5:00に出発
した。この時期は既に明るくなっていたが、生憎の雨でカメラの
水濡れ対策を行って出発した。現地に着く頃には若干小雨状態に
なっていたが、カッパを着て傘を射しての撮影は体力を消耗した。
初めての場所なので行事の進行は十分に把握できてはいな
かったので、待ち時間が多くて苦労した。
この行事は約2000年前、倭姫命(やまとひめのみこと)が志摩の
地で白真名鶴が稲穂を落とすのを見てその地を神饌(供物)作りに
選び、天照大神への御米の栽培が始まったと伝えられている。
この“稲穂を落とした鶴”の伝説は祭りの歌詞にも織り込まれており、
代々受け継がれてきたとのことだ。
具体的な行事の状態はHPの動画のコーナを見て下さい。
kim