1月初旬、久しぶりにケーブル坂本駅から延暦寺駅までケーブルカーに乗りました。
大正時代に建設された駅舎、平成5年にリニューアルされた車体は窓を大きくとったヨーロッパ調のデザイン。大正ロマンのただよう雰囲気に心が和みます。
車内アナウンスのガイドを聞きながら、延暦寺まで11分の乗車です。ケーブルカーとは急勾配の線路を上るため、車両にロープを接続し、巻き上げる「つるべ式」になっていす。巻き上げ機は山上駅にあり、モーターが回転すると動力が伝わり、ロープを巻き上げます。滑車には、ロープが8の字形に3回半巻きつけてありますが、これはロープが滑らないようにしたものです。運転席の後ろより線路を眺めていると、その様子がとても良く分かりました。
線路が二つに分かれているのは「ターンアウト」と呼ばれ2両のケーブルカーが行き違うための場所です。ここが一つの見どころです。
車窓から眺める美しい景色、日本一長い(全長2025m)ケーブルカー!でした。
(mayo)